TOMOKOの幸せtree

私の人生はたくさんの人の支えによって幸せを作ってもらっていると感じています。
その人生を「木」に例えると、家族や友人、言葉やエピソードなどが枝や葉となり
TOMOKOの「木」を育ててくれているのです。
妊活中も大きな支えとなった幸せTree。
このブログを通じて、そんな幸せTreeの大切な枝や葉の紹介もできたらと思い名付けました。

ちょっと寄り道です

前回までに書いた最初の妊娠から流産までの中で

なかなか書けなかった部分です。

うまく表現できてないかもだけど、その時の気持ちを素直に書かせてもらいますね。

 

妊娠がわかった病院で、私が前から受けることになっていた放射線検査を受けて良いか確認し、

問題ないとのことだったので、その後に関わる大切な検査でもあったため受けました。

その結果は正常だったので良かったのですが、その後の産婦人科の受診時に医師から

「やっぱりその検査は受けちゃダメでしたね。」と。

 

へ?なになに?どういうこと?????

私、?がいっぱいで状況が良く飲み込めませんでした。

しかも、血液検査やエコーからも、妊娠がうまく進んでいないとのこと。

もう1週間様子を見るように言われたような記憶ですが、

え~っと、ど、どうしよう…

何だかもう、ショックと悲しさと悔しさと、色んな感情で頭が混乱しながら

診察室を出た気がします。

その頃はまだ主人は一緒に病院に行くほどの気持ちはなかった頃。

一人で耐え…耐えれてないけど、必死で岐路に着きました。

 

結局その後の受診で、今後は転勤のため転院先で経過を見てもらうことになり

「何だかスッキリしませんね~」という医師の言葉だけが頭にこびりついたまま

とりあえずその産婦人科とはさよならしました。

 

ここまでのところで、読んでいてもいくつもツッコミポイントがあると思います!

医師の判断ミス? 怒らなかったの? 旦那は何て言ったの?

などなど…ご指摘はごもっともだと(^^;)

 

そう、今思うと、もっと冷静に、余裕を持って色々なことを考えられるけど、

その当時はまだ若く、結婚したばかり、主人との関係も精神的に支え合う、助け合うというとこまで

全然築けていなかった頃の話です。

もちろん主人には経過を話してはいたけど、私はショック過ぎて、感情的になったり

冷静ではいられなかったりしていたこともあって

妊娠に関する事実より、気持ちの処理の方がややこしくなってしまって、お互いに。

私もいっぱいいっぱい。主人もどうしたら良いかわからず…現実逃避気味。

ずっとそんな状態で、きちんと話をすることもできなかった、もしろ避けていたような気がします。

要するに未熟過ぎたのです。色々な面で二人とも。

だから夫婦でというより、どちらかと言えば私は両親にすがっていたように思います。

 

結局、実家の近くの産婦人科に転院し、診察を受けました。

それまでの経過を話し、内診してもらったけどやはり成長は悪く、

「今回は諦めよう。大丈夫、誰も悪くないよ。」と

やっと、やっとそこで、納得できる言葉を医師からもらって

掻爬手術を受けることを決められました。

 

その先生曰く、

放射線検査の影響の有無は、妊娠初期過ぎて神のみぞ知るレベル、

つまり、誰にも分らないと考えましょう。

それよりも、お腹の中に残っていると赤ちゃんもお母さんの体にも良くない。

だから、2人のために手術しましょう。

 

私はずっと、自分が殺してしまったんだろうか?

でも、もしかしたら大丈夫なんじゃないかとか

もう落ち着かないし、どうなるのかわからない不安と葛藤で

妊娠してからそれまでずっと、色んな気持ちがごちゃごちゃで苦しかったけど、

その先生の言葉でやっと、スーッと腑に落ちて納得ができました。

 

この出来事で、まず、医師との関係の大切さを実感しました。

相性の良し悪しはもちろんだけど、信頼関係を築くことの難しさや重要性もしっかりと身に沁みて感じます。

そして、やはり夫婦の関係も。当たり前だけど大事だなと。

私達夫婦の付き合いは結婚前から長く、お互いのことをわかっている部分も多かったけど、

子どもを持つということに関しては当然初心者な二人。

それに関わる全てのことが一からの経験、勉強で

色々なことを通して、少しずつ大人になっていったと、今は思っています。

たまたま、一年生で起こったエピソードが大き過ぎたのかな。

そして結局、年数で言えば大学院ぐらいまで行くことになった二人。

夫婦には色々な時期があって、良くも悪くも変化しながら、色々な段階を経ていくものなんだろうなと思います。

加えて、それぞれの夫婦にそれぞれの妊活の形があるのですよね。

みんな違うし、比べられないし、比べる必要もないし。

これは私の経験を伝えるブログを通して、治療をやめるタイミングの話にも繋がることだけど、

色々な流れの中で見えてくるものもあると思います。

だから、焦らないで、結論を急ぎすぎないで。時間が必要なこともあると思うし。

 

と、テーマが動いてしまいそうなので

とりあえず苦しかった頃のお話を終えますね。

まとまりがなくて、消化不良な部分もあると思います。

ごめんなさい。でも、これでも必死でした~

今回は多めに見てやってくださいませ<m(__)m>