大変だったね。
2020.10.30
先日、婦人科へ子宮がん検診に行きました。
そのクリニックは以前妊娠した際にお世話になっていたところで、
7週目で稽留流産の診断もしてもらったところ。
その後は転勤などもあり、違うクリニックに移ったので
今回は本当に久しぶりに先生にお会いしました。
子宮がん検診は私にとっては恒例行事で、今年も自治体の助成があるし~♬
なんて軽い気持ちで出かけて、診察室に入ったんだけど、
先生から思いがけず
「久しぶりだね。その後子どもさんはできた??」
と声をかけてもらって
「ダメでした~」とお答えしたら
「そうかそうか~大変だったね…。」と言っていただきました。
その先生はいつも淡々と冷静に話をされる方だけど、
決して冷たいわけではなく、どこか寄り添ってもらっていると感じられる先生で、
流産した時も、励ますというよりは、「私も同じ経験があるの。」と
静かに寄り添ってくれたことを思い出して、
これはすごく大事なことだな~としみじみと感じたのです。
「仕方がないよ」とか「あなたは悪くない」とか
そういう言葉ではなくて、ただ寄り添う、そしてそれがサポートになる。
ピアカウンセラーとしても参考にしたいなと思う、先生の姿勢でした。
何年経っても、こうやって気遣ってくださる存在があることにも感謝して、
来年もちゃんと検診を受けよ~と思ったのでありました。