妊活を振り返ってVol.9
引き続き私の妊活を振り返っていきますね。
地元の病院から、大阪の不妊治療専門クリニックに転院することに決め
ドッキドキで初診の予約から準備スタート。
できることは初診時にすべてしてしまおうと、夫も一緒に行くことにして
最短で予約可能な週末に初診が決まりました。
詳しいことは知らなかったけど、海外からも受診するカップルが来るような有名病院だったみたいで
予約もすぐには取れなかったように記憶しています。
でも、気分を変えて、観光がてら出陣しよ~♪くらいの気持ちで
自分でもなるべく気負わないように、努めて努めて(笑)
だって「観光がてら出陣」っていう矛盾だらけな表現…必死でしょあたし(^^;
そんな感じでいよいよ初診の日を迎えました。
その日はクリニック内の案内(広くていろんな部屋や施設があって良くわかんない…)に始まり
問診、検査、診察、そして長い長い待ち時間などなど、一日がかりで終わったら、もうグッタリ~。
そして、先生の話を全然覚えていません!印象が無い!
ただ、
・顕微授精する
・採卵、移植は当院で、経過観察は地元の協力医にお願いする
という方法で進めることになったのは覚えてます。
だからその日のうちに精子は凍結保存、私は今後の治療方法が書いてある大量の資料を受け取り
更に自己注射の薬剤(きっとこれくらいは必要になるよね的な量)を購入し
もう心身共にお腹いっぱいな状態でクリニックを出た気がします。
えっと~、まずはあたし何するんだっけ??みたいな。
でも、とりあえず次回からは一人で通うわけだから駅からの交通手段とか
そういうの確認しとかないと、また不安になる~(>_<)という
え??気になるとこそこ~??みたいな、なんとも幼稚な大阪遠距離通院のスタートでした。
実際の流れを少し整理すると、
①まずは精子を凍結しておくことで、いつでも授精可能な状態にする(今後夫が来る必要はない)
②私は投薬で卵巣を刺激し、採卵できる状態にする(飲み薬、自己注射等)
③ホルモン値、子宮・卵巣の様子は地元の医師に確認してもらう→大阪のクリニックに報告→その後の治療の指示
④③をしばらく繰り返し、ホルモン値、卵子が採卵基準に達したら再び大阪のクリニック受診→採卵
こんな感じで進めることになりました。
確かに長距離移動を頻繁にするのは色々な負担が大きいので、こういうやり方が一番なのかも。
でもでも~、とても苦労したのが、地元で協力医を探すというもの。
これが、ほんっっっっっとぉぉぉぉに大変で。何度心が折れそうになったか。
今思い出してもつらすぎるぅぅぅ!!!
という感じだったので、これはまた改めて書きますね。
ひとまず、大緊張の大阪通院は一人で勝手に満腹になってしまった
でも、なんとか動き出そうと頑張る!そんな感じでスタートを切ったのでした~。
ちなみに余談ですが…
ここのクリニックは色々な施設(会社でいう福利厚生←違うけど)がとても充実していて
まずは上着とかコートとかきちんと預けるようになってる、というか患者さん多いから紛れたり紛失しないためかな。
スーツケースで来られる方もいるから、もちろん個人用ロッカーや更衣室もあるし
無料のカフェテリア、図書室やAVルーム、ヨガや針、カウンセリングなど
心身のメンテナンスに関してかなり充実してました。
もちろん不妊治療だけの、1フロアのクリニックだけど、クラークが何人いらっしゃるの?的な
何か所待合室があるのかしら?みたいな。あたくし、今、どこから呼ばれましたかしら?的な
最後、お出口はどちらかしら?みたいな…
『はぁ~!これが都会のオサレなクリニックか~』
と、田舎者TOMOKOはキョドって、毎回ロッカーのカギを鞄の中まさぐり探しながら
必死で出口も探すルーチンを最後まで続けていたのでした。涙