TOMOKOの幸せtree

私の人生はたくさんの人の支えによって幸せを作ってもらっていると感じています。
その人生を「木」に例えると、家族や友人、言葉やエピソードなどが枝や葉となり
TOMOKOの「木」を育ててくれているのです。
妊活中も大きな支えとなった幸せTree。
このブログを通じて、そんな幸せTreeの大切な枝や葉の紹介もできたらと思い名付けました。

子はいつか巣立つもの

妊活を振り返ってVol12では、初めて不妊治療をお休みする期間をとったことを書きました。

その時に半年だけ勤務した職場で、お世話になった方からかけて頂いた言葉が、タイトルの

「子はいつかは巣立つもの」

というものでした。だから夫婦二人での生活を大切にすることは人生の中でとても意義のあるものだと。

 

その方は私の上司にあたる女性の方で、仕事に関してはもちろん、年齢がそこまで違わなかったこともあり

お互いの家族のことも含め、色々と親しくお話する機会がありました。

私の任用期間が終わり、最後にお手紙を頂いたのだけど、

今後の私の人生を応援する言葉として

「もちろん子どもという存在は大切だけど、いつかは離れていくもの。

でも夫とは年をとっても一緒にいられる、そんな存在があることは幸せなこと。

だからいつまでも夫婦仲良く暮らしてね。」

このようなメッセージが込められていました。

 

確かに、私には一緒に笑い、怒り、泣き、安心したり、心配したり

色々なことを共有できる存在がいるのだよね~。

そしてそれはきっとどちらかが死ぬまでは続いていくこと。

それだけでも素晴らしいことじゃん!幸せなことだよね!って

ほんとに心に響いたというか、うんうん!!って納得しました。

最近参加している、子どもがいない夫婦二人の人生を歩む方のおしゃべり会でも

『夫との関係を大切にする』というのは良く話題になります。

もちろん良い時ばかりじゃないけど…だって人間だもの(笑)

改めて、そういう面に目を向けるのも良いことなのかなって思います。

そして、そんな素敵な方に出会えたことにとても感謝した不妊治療お休み中の出来事です。

 

心に沁みる言葉をもう一つ☆

大阪のクリニックでは、たくさんの医師の診察を受けましたが

一度だけ採卵を担当した医師の対応が忘れられません。

いつものように激痛を伴う採卵を終えて、涙を拭っていると

「Tomokoさん、良くがんばりましたね」

とその医師が私の腕を撫でながら言ってくださったのです。

どのクリニックでも、採卵時には看護士さんがいつも手を握っていてくれていたけど

医師からそのような対応をされたのは初めてで、

しかもきちんと気持ちのこもった言葉を、優しい表情でかけてくれたのがビックリで!!

がんばって良かった~と、心底思った採卵でした。

次の診察もこの医師にお願いしたい!と思ったけど、その後系列のクリニックへ異動されて涙

まぁ、そんなもんだよね、あたしの人生…と少々やさぐれましたけどぉ。

 

思い返してみると、本当にたくさんの優しい言葉に支えられていたな~と実感するし、

治療を終えて、今でも、そして今後の人生においてもずっと心の支えになっていくのだろうな~

と感じます。

やっぱり、辛いだけじゃなかったよぉ。得たものもあったよ、不妊治療!!

ということにしておきますかね~(*’▽’)