グループカウンセリング「不妊治療のやめ時」
今年も残すところあと一か月ちょっとになりましたね。
まだ日差しの暖かい日が続いていて、冬の気配があまり感じられない私。
これから一気に寒くなるのでしょうか…怖い…
とりあえずモコモコグッズを豊富にして備えまっす!
今回はNPO法人Fine主催のグループカウンセリング・トパーズについてです。
毎月1回、お一人目の妊活中の方を対象に、様々なテーマについてお話をする「トパーズ」
11月は「不妊治療のやめ時」というテーマで開催しました。
子どもは欲しいけど、なかなか結果に繋がらない中、一体いつまで続けたら良いんだろう…
そんな気持ちを当事者同士で伝え合ったり、これからのことを一緒に考えたりしました。
このテーマは、ほんとにほんとに難しいというか、治療中のカップルの多くが
ぶち当たる、激突する問題だと思います。
実際、カウンセリングする中でも悩んでおられる方はとても多い印象です。
今回参加された方はたまたま年齢も近く、治療の状況も同じような段階だったので
何歳まで続けたら良いのか、経済的な面でも悩ましい、みんなどんな決め方してるの?
などなど、当事者だからこそわかる感覚や気持ちを
「そうそう~!わかる~!!」とか
「つらいですよね~ほんとうに…」と伝え合いながら
あっという間の2時間を過ごしました。
治療のやめ時なんて、そんなに簡単に決めれるものでも、正解がある訳でもないけど
日々考え、悩みながら、気持ちも日替わりで、揺れたり折れたり、また心変わりしながら
少しずつ、何となく終わりが見えていくものなのかも。
きっと夫婦で向き合う時には、難しい時間もあるけど、お互いの気持ちを伝え合いながら
たまには衝突することがあっても良し!として、少しずつ少しずつ。
そして、まずは元気が一番!心身ともに健やかにいられることを目指しましょう!!と
進行役の私の妊活とは関係ない(元も子もない笑)言葉で
みんなで手を振って終了したのでした~!(^^)!
グループカウンセリングやおしゃべり会をするといつも思うのだけど、
自分の妊活中にこんな場があったら、そもそもこういった機会を知っていたら
少しは自分の心の負担は減っていたのかな。夫との関係も違っていたのかな。
本当は独りではないのに、妊活中って視野も狭くなりがちで、
自分は独りだ…って勝手に感じちゃうから
アドバイスではなく、気持ちに寄り添ってもらったり、共感してもらえるのは
すごく大切なことだと思います。そして大きな力になるとも思うのです。
こういった機会が、必要な方のもとに届くことを願って
これからもがんばろう!微力ながら奮闘して参りまっす!
