TOMOKOの幸せtree

私の人生はたくさんの人の支えによって幸せを作ってもらっていると感じています。
その人生を「木」に例えると、家族や友人、言葉やエピソードなどが枝や葉となり
TOMOKOの「木」を育ててくれているのです。
妊活中も大きな支えとなった幸せTree。
このブログを通じて、そんな幸せTreeの大切な枝や葉の紹介もできたらと思い名付けました。

赤ちゃんは?

センセーショナルなタイトルですみません~

妊活や不妊治療中には、耳障りな言葉ですよね。

わたしにとっても、もちろん敬遠したくなるワードでした。

でも、一度だけ、今でも忘れられないシチュエーションで聞かれたことがありました。

今日はその時のことを書いてみますね。

 

結婚して1年くらいたった時だったと思います。夫の祖母の家の庭先まで行った時に

「○○ちゃ~ん(夫の名前)、赤ちゃんは~?」

と祖母に言われました。

そしてその手には、久々顔を見せた孫に渡そうとした紙パックのジュースを握りしめて。

もう、わたしはそのおばあちゃんの姿がかわいくてかわいくて!!

孫が喜ぶだろうと、必死で家の中を探して見つけたジュースだったんだろうなと思うと

純粋に、ひ孫の顔が見たいと思ったおばあちゃんの「赤ちゃんは~?」は

すんなりと受け止められたのでした。

もし授かっていたら、きっときっと可愛がってくれたに違いないと思います。

ジュースやゼリーやお菓子をたくさん用意してくれたんだろうな~。

わたしの中で、おばあちゃんってそういう存在で、同居していた祖母はもちろん

もう一人の祖母も孫のために、孫の喜ぶ顔を見たくて色々なことをしてくれました。

そんなおばあちゃんの言葉だからこそ、素直に

「そうだよね、ひ孫見たいよね。」

と思えたのだと思います。(あんまり知らない親せきのオッサンとかの言葉とは全然ちがーう!笑)

 

そんなかわいいおばあちゃんだけど、実は先日天国に行ってしまいました。。

昨年から厳しい状態が続いていて、それでも数か月がんばり続けて旅立ちました。

わたしのひ孫は抱かせてあげられなかったけど、義理姉やいとこの子どもちゃんがいるから

きっと幸せな「ひいおばあちゃんライフ」だったと信じています。

 

本当にこの時だけは、「赤ちゃんは?」を穏やかな気持ちで受け止められました。

やっぱりなかなか難しいですよね~妊活中にサラッと流すのって。

でも、それで当然!当たり前のことなのです~

だから余計に忘れられないエピソードをご紹介させていただきました♡