アキちゃん
不妊ピアカウンセラー同期シリーズ第2弾。
今回は北海道のアキちゃんの話です。
同期の中で一番遠方から参加している彼女は、とても美しく華やかな雰囲気で、初回のスクーリングでもパッと目を引いていました。
たまたま席が近かったから休憩時間に色々と話していくうちに、同じ転勤族としてがんばってきたことがわかって意気投合!
すぐに仲良くなりました。
でも、実は私はすごい勘違いをしていて…
アキちゃんの話ぶりから、私と同じ、子どものいない人生を歩いているものだとばかり思いこんで、お互いの旦那や仕事の話で盛り上がっていました。
その後、他の同期とみんなの子どもちゃんのことを話している時に
「アキちゃんも…確か…一人いるんだよね」というのを耳にして
ぅええええええ~~~!マジでぇ????????
と、心の中でぶっ飛んだのです(爆笑)
何故なら、アキちゃんとの会話の中で、そんなこと微塵も感じなかったから。
と言うか、彼女は私に微塵も感じさせなかったからです(今から考えれば意図的に)。
後に、アキちゃんにそのことを伝えると、私が本当のことを知ったことをアキちゃんもビックリしながらも、アキちゃんの真意を教えてくれました。
アキちゃんは、自分の妊活中に友達の妊娠報告を素直に喜べない時期があり、心がブラックになった時もあったみたい。自分でも本当に嫌な奴だった時があったって。
だから、私のような子どもが欲しくてもいない人には、子どもの存在を、聞かれるまでは絶対に自分からは言わないようにしようって心に決めたのだそう。
私はその配慮と覚悟にすごくすごく感動したのです。
もちろん、同期のみんなは「言いづらいのだけどね…」と子どもの存在を教えてくれたり、気遣いながら話してくれて、私はそれもとても嬉しかったし、そんなみんなと一緒にいれることが幸せだった。
妊活中、こういうことはとてもデリケートな部分で、それはまた別の機会に書くことにして。
ただ、アキちゃんの、また違った角度からの配慮が、とても心に響きました。
私の話を「うんうん」と笑顔ですべて受け止めてくれていたアキちゃんの優しさが胸に沁みて
その温かさに触れて癒されて…
「私もこんな人になりたいな~」と強く思ったエピソードでした。
アキちゃんは不妊ピアカウンセラーとして、カウンセリングの他にも色々と活動の幅を広げていて
私の一歩も二歩も先を歩いている人。
その姿に勇気をもらいながら、私もマイペースで進んで行けたらいいなと思います。
アキちゃんの子どもちゃんの名前が、前回の記事で書いた「明りを灯す」にリンクしてることがわかってそれも嬉しかった~!
みんなとの繋がりを感じながら、こうして活動ができていることに感謝して
日々を丁寧に積み重ねて行こうと思います☆
