幸せtreeのみんな
前回のブログで、周囲の妊娠報告を受けた時の気持ちについて書きました。
今回は私が妊活当時感じていた気持ちを書いてみますね。
私は友人や親族の中でも比較的結婚が早く、当然妊娠も早く…となるはずが、
みんなの出産を見届ける人生となりました~(笑)
私にとってつらかったのは、職場や社宅など意図せず周りの妊娠を知る環境の中で、
毎日を過ごさなければいけなかったこと。平気な顔をしながら。
これは私に限らずだと思うし、生きていく上で避けては通れないことですよね。
でも、やっぱりしんどかったなぁ。
そうやって少しずつ心に引っかき傷ができていく日々だったけど、
友人や親族の温かい気遣いや気持ちが、その傷への塗り薬のようでした。
私の妊活を知っている友人はみんな、自分の妊娠を私に会って、直接伝えようとしてくれました。
「他の人から耳に入るよりは、先に伝えておきたかったの」と、わざわざ声をかけてくれたり、
「次はTOMOKOの番!」とお腹を撫でてくれたり。
「絶対妊娠できるよ!」じゃなく、パワーをくれる感じが私にとってはありがたかったし、
絶対なんてことはないことを知ってるから、彼女にできる精一杯をしてくれたんだと思いました。
こんな温かいエピソードが、少しずつ私の傷を癒していてくれたのです。
そして、両親や妹からもたくさんの気持ちをもらったように思います。
先に妊娠した妹の気持ちを考えると、どんなに苦しかっただろうと…。
また両親の複雑な気持ちは計り知れません。
なんとかしてやりたい…でもどうすることもできない…。
心配するだろうからと、私は家族には不妊治療に関してはあまり詳しく話さずにいたので、
余計にもどかしい気持ちにさせていたかもしれません。
それでも、家族はみんなで私を必死に守り応援してくれているのを感じていました。
「妹は子どももいて、お姉ちゃんは負けとるじゃないか!」と年配の方に言われたことがありました。
その時に、妹は必死で「まぁ、姉は転勤もあるし、なかなか落ち着かない生活ですしねぇ~」とかばってくれました。
甥っ子がまだ小さい頃「ママは~僕のママ~。TOMOKOは~誰のママ~?」と聞いた時には
「TOMOKOはマー君(私の主人)のママ!」とみんなで笑ってくれました。
きっと家族誰もが、正直どうしたら良いかわからないながらも、何とか私を支えようとしてくれていたのだと思います。
その気持ちが伝わってきたから、私は穏やかに過ごすことができていたように感じています。
そして治療をやめて、色々と振り返る中で、改めてそのことに気付かされています。
とてもありがたい環境の中にいたんだな~と。
友人、家族、みんながTOMOKOの幸せtreeの枝や幹で
本当に大きく立派に育っているんだなって!
不妊治療はつらかったけど、こんな貴重な経験があったからこそ
こうして今、同じ境遇の方をサポートをしたいと思い活動する自分になっているのだとも感じ
やっぱりみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもっともっと幸せtree育てていきますよ~大事に大事に☆
