ボディーブロー
つい先日、以前のブログに書いたことのあるアヤちゃんから
「心にボディブロー受けちゃった」と連絡をもらいました。
アヤちゃんと同じように、ずっと不妊治療をしていた方が無事に出産されたとのこと。
ちょうど同い年の方だったようで、色々な想いを抱えながら治療に区切りをつけたアヤちゃんにとって
それはかなりの衝撃だったよね…心にも体にも…。
治療のつらさもわかるから、もちろん「本当に良かったね!」なんだけど、
やっぱりドーンと堪えてしまうよねぇ。
友達や知り合いの妊娠報告は、とても複雑な気持ちで受けますよね。
子どもを願っていたり、妊活中は特に。
そして妊活を終了してからも、それは変わらずで、
気持ちの折り合いをつけるのはなかなかのハードタスクだと思う。
私が妊活中によく表現していたのは
「心がえぐられる」でした。
私の場合は、女性の多い職場だったり、社宅だったりと
周囲の妊娠に自然と触れざるを得ない環境にいたのもあって。
スプーンでグリグリされる感覚と言うか…このグリグリが響くんだよね~しばらくは。
こういう気持ちってほんとに妊活中特有のものですよね。
そしてとてもデリケートな問題。
誰も何も悪くなくて、でもつらかったり苦しかったり。
責めようのないことが余計にしんどい。
そしてこの時にできた心の傷はそう簡単には治るものでもなく、
完治なんておそらくしないんだろうし、
きっと一生傷跡を抱えたままで、もしかしたらまた新たな傷が出来ちゃったりもするのだろうけど
それはもう、受け止めざるを得ないのが人生なのだろうけど…。
こういう状況の時に、素直におめでとう!良かったね!と思えなくても、
何で自分は妊娠できないんだろうって、うらやましく思ったり
ひがんだり、悔しかったり、黒い気持ちが出てきても、
それは全くもって自然な流れなのです。
そんな自分に自己嫌悪…となる方もいると思うけど、
それもまた自然なこと、むしろ優しいからこそそう思うのだと
自分で自分を褒めてあげるべきだと思うのです。
尊敬するカウンセラーの先生からいただいたメッセージに
「何を思おうと、心は自由なのです」
という言葉があります。
私はこの「心は自由」という表現で、とても気持ちがフッと軽くなりました。
良いのです、自分がどう思おうと、どう感じようと。
相手を傷つけなければ、そして自分を傷つけなければ。
むしろそんな時こそ自分の心を労わってあげましょう(*^^*)
やさぐれたって良いと思う。自分に甘くなって良いと思う!
少しつらい期間が続くかもしれないけど、時間が解決してくれる部分も大いにあると思うから
無理をせず、ゆっくりゆっくり。
そのうちかさぶたになるのを待ちましょう。
連絡をくれたアヤちゃんにも、やさぐれることを進め
ゆっくり行こうと話しました。
凹んでる時って、さらに凹むことが重なったりもしますよね。
あっちからもこっちからも…みたいな。
でも、それが人生なんだよなぁ~。
色々な不条理や理不尽をしなやかにかわし、やり過ごしながら
少しずつ進んでいきましょうね☆
幸いなことに、私は友人や親族からの妊娠報告を穏やかに受け止めることが多かったですが、
その理由はTOMOKOの幸せtreeにあるのです。
次のブログで詳しくお話させてもらいますね~。
