看護師さんからの言葉
前回のブログで、協力医探しに苦労した話をしましたが、
今回は新たに協力をお願いしたクリニックでの出来事をかいてみますね。
大阪のクリニックで、最初の体外受精が終わり、二度目にトライする時には
やはり経過観察などずっと大阪に通い続けることは難しいと感じ、再度地元での協力医を探すことにしました。
当時住んでいた近隣ではなく、実家の周りでの不妊治療専門クリニックを…
となると数件でしたが、運良く最初に電話したクリニックで引き受けてもらうことができました。
そこのクリニックは、受付ではなく看護師さんへ直接電話がつながるシステムだったと思います。
なので、いきなり詳しい内容をお話し、相談できたのも緊張しいの私にとってはありがたい状況でした。
医師とも相談した上で、対応可能ですとのお返事を頂き、初診の予約をすることができました。
その時の嬉しさと言ったら、もう~!!嬉しさというかすごい安堵感を味わいました~
これでまた治療が続けられる!!がんばろうあたし!!となった気がします。
そしてやっぱりドッキドキの初診当日、受付に向かうと…
窓口にいたのは以前勤務していた職場の先輩でした(地元あるある笑)
診察の前に、まずは看護師さんとの面談がありました。
おそらく最初に電話した時に対応してくださった看護師さんで、席に着くとすぐに
「状況は良くわかりました。
これまで本当に色々と良く頑張ってきたんだね。
うんうん、良く頑張ったよ。」
と言われました。
私は、その言葉で、体の力が一気に抜けたというか、張り詰めてたものが一瞬で緩んだというか
涙が止まらなくなってしまいました。
そして看護師さんは私の背中をさすりながら
「頑張った、頑張った」と一緒に泣いてくれたのです。
こんな経験したことなくて、とにかく救われた気がしました。
以前も書きましたが、自分が頑張ってることに初めて気が付いた瞬間だったと思います。
もちろんずっと頑張っていたんだけど、自分では当たり前というか、当然のことだったわけで、
周囲から言われて、やっと自分の状況に冷静に気付けたのだと思います。
「そっか~、あたし頑張ってきたんだよね~。ほんとそうだよね~。」みたいな。
これは私にとってはとんでもなく貴重で、忘れられない妊活中のエピソードです。
その後、不妊ピアカウンセラーの先輩からも同じように声をかけて頂き、
それは治療を終了した時点での、すべての辛いことへの大きな言葉となりました。
そういうことがあったから、今、こうやって活動ができているんだろうな~と
支えてくださった方々に心から感謝しながら前進しております(*^^*)
さてさて、私の不妊治療もやっと折り返し地点くらいですが…
引き続きパッとしない停滞期が続きます。もうしばらくお付き合いくださいませ~