TOMOKOの幸せtree

私の人生はたくさんの人の支えによって幸せを作ってもらっていると感じています。
その人生を「木」に例えると、家族や友人、言葉やエピソードなどが枝や葉となり
TOMOKOの「木」を育ててくれているのです。
妊活中も大きな支えとなった幸せTree。
このブログを通じて、そんな幸せTreeの大切な枝や葉の紹介もできたらと思い名付けました。

妊活を振り返ってVol.6

引き続き、私の妊活を振り返ります。

子宮内膜症の検査後のゴールデンタイム!

初めての人工授精は陰性で、その後ももう一度トライしたもののやはりダメでした。

一応妊娠判定は病院でするのだけど、それよりも先に生理が来てしまう感じで

はぁ~ダメだったかぁ~と、凹むよね。

がんばって長距離通ったのにな~。夫も仕事の都合つけて通ったのにな~。

ゴールデンタイム終わっちゃうじゃ~ん!

と沸々と悲しさやくやしさはこみ上げてきたけど、

でも!人工授精の次には体外受精がある!まだまだ手段はある!

そんな支えがあったから、根元から腐ることは無く(笑)

前進を続けられていたような気がします。

 

その後、夫とも話し合い、先生とも相談して体外受精へ進むことを決めました。

体外受精に関しても全く抵抗なく、やはりゴールデンタイムを有効に!という気持ちが強かったように思います。

のちに後顕微授精に進むことになった時も同様で、私たちの場合は、気持ちの面で

ステップアップを妨げるものはありませんでした。

が、体がついていかない、諭吉との関係の悪化など…そういったことは少しずつ出てきますけどね。

 

さて、初めての体外受精に向けて、まずは採卵のための準備期間に入ります。

普通は一つの卵子が一つの精子と出会って授精するのだけど、

私の場合は、ホルモン剤などで刺激することで卵胞を発育させやすくし

複数の卵子を取り出し、なるべく多くの受精卵を作ろうという計画でした。

できた受精卵は凍結保存し、良いタイミングで子宮に戻すこともできるので

採卵は一度で済み、その後移植を繰り返すことも可能という方法…のはずでした。

 

注射や飲み薬などでの準備期間を経て、初めて卵胞の様子を確認する日。

本来なら左右両方の卵巣に複数個の卵胞が見えるはず。

個数とサイズを記録するように看護師さんがメモ片手に控えてくれていました。

私も期待に胸を膨らませ、先生の声に耳を澄ませていたのだけど

「じゃあ右からね~、え~と…1つ、2つ~ん~小さいなぁこれ~」と先生。

あっ、かろうじて2つという感じ?

「次左ね~。え~っと、1つ…ん~これもかなぁ?小さいな~、一応大きさ測るか~」

と、結局この時点で見えていたのは3つでした。

メモ…取るほどなかった…。

その後、薬の量を増やし刺激を強めたけど、劇的な変化は見られず

採卵前の最終確認でも卵胞は小さめのも含め3つでした。

 

もちろん個人差はあるのだけど、片方の卵巣だけで10個以上卵胞が育つ方もいたりする中で、

採卵でも5~10個くらいは卵子が取れるのが普通のことかと思っていました。

1か月以上前からの通院、投薬。

長距離通院なので、注射は自己注射でした。もちろん初めての経験。

専用のキットがあって、当然打ち方の指導と練習もしてもらうけど、やっぱり怖いし、不安だし。

そして、費用も…。高い。人工授精の時とは比べ物にならない単位で諭吉が消えて行きました。

私の場合は注射薬の額が一番大きかったかな~。

なのにたった3つって…

と、当時の私は思ってしまいました。

大切なのは卵子の質で、たくさんとれた卵子のどれもが優等生とも限らないし、

私の卵子も3つすべて精鋭かもしれない。

頭ではわかっているけど、たった、たった…数少ない!!←しつこい(笑)

そればっかりでした。

 

そしていよいよ採卵へ。

朝一でクリニックに入り、少し頭がボ~とするくらいの麻酔の中で、採卵が始まりました。

元々麻酔が効きにくい体質らしく、なんか痛い…早く終わって…と思いながら

実際の採卵は数十分で終わりました。なぜならたった3つだから~。

どうやら卵胞は3つ取れたけど、そのうち一つは卵子が入っていなかったようで

結局初めての採卵で取れた卵子は2つということになりました。

 

麻酔が覚めるまで安静にして、その日の夕方には帰宅。

でもなかなか完全に麻酔が取れない私(しっかりも効かないくせに!)

帰りの車で「気持ち悪い…吐きそう…」と鬼太郎袋をスタンバイしながら

こみ上げてくる胃液に耐えました。

麻酔後は自分で運転してはダメということで、もし夫の都合がつかなければ

タクシーとかで帰るしかなかったのだけど、こういう不調の時はやっぱり一人タクシーとかは

心細いし、他人に迷惑かけたくないし…。そういった細かな、ちょっとした面でも

私にとってはストレスを感じることでした。

みんな、どうしているんだろう~。やっぱり体への負担以外にもありますよね、色々と。

 

そんなこんなでとりあえず採卵は終了。

後日、2つの卵子をあらかじめ採取していた精子と合わせ、受精卵へと正常に段階が進んでいるのか

クリニックの培養士さんに話を聞きに行くという流れになります。

 

ん~何だか、思ってたのと少し違う気もするけど

まぁ、よっ、良し!2つでも卵子が取れたから良し!良しとする!!

そんな感じで少し無理やり結論付けた初採卵だったように思います。

 

この頃は2つの卵子を「たった2つ」嘆いていたけど、のちに「2つもぉ!2つも取れたぁ~!!」

と思うようになります。それはまた今後に。

 

そして、私は不妊治療専門のクリニックに通うということは家族に伝えていたものの、

詳しい治療に関しては話していませんでした。少し思うところがあって。

次回はそのことに関して書いてみますね。

 

はぁー採卵ー本当に嫌ー!!もう二度と嫌ー!!!!

と、最後に本音を書かせていただいて…大変失礼いたしました<m(__)m>